前回までの話で現中1から学力格差がさらに拡がると書きました。

 

今回の学習指導要領改訂で思うことは、「国は上の子の学力を上げることしか考えていない」、もっと言えば「勉強についていけない子は切り捨てようと考えているのではないか」ということです。そう思うのは、勉強についていけない子はおそらく今まで以上に出てくるでしょうが、彼らに対するフォローが見当たらないからです。

 

多くの学習内容を求めるということは、中学生はより「勉強をする」ことを求められ、それは今まで以上に「勉強ができないといけない」という風潮になりかねません。これは「個性を尊重する」今の社会の流れに明らかに逆行しています。

 

一方で、勉強ができずに自信を無くした子がどのような成長をするのか。昭和の時のように、社会問題でも発生しやしないか、と考えたりもします。もし仮にそのようなことが起これば誰が責任を取るのでしょうか。

 

高校総特色化になれば話は変わるかもしれません。しかし、「早急に」とは言われていますが、それまでの間の生徒は救われませんし、実施されたとしても中途半端な改革になるかもしれません。

 

ただ私は「勉強ができる子はどんどん学力を上げるべき」だと思っていますし、勉強が苦手な子も「勉強をしなくていい」とか「できなくていい」とかは思っていません。勉強が苦手な子も一定の学力をつけて社会に出て欲しいです。

 

そろそろ長くなってきたので続きは次回にします。

 

最後までご覧頂きありがとうございました。