前回・前々回のまとめです。

 

今回の学習指導要領改訂は「思考力・判断力・表現力」や「活用する力」を意識していますが、学習内容は減るどころかむしろ増えています。これは今後の中学生の学習量がより過酷になることを意味します。

 

思考力等を育てることに異論は無いのですが、それを本当に身につけさせるには時間が必要で、そのためには学習内容の総量を減らさないと、一部の学力の優れた子以外は「しんどい」と感じるだけで、習得も中途半端なものになるのではないかと思います。

 

改訂は2年後ですが、現1年生が3年生になった時どこまで改定の影響を受けるのかは未知数です。改訂の内容が全面的に適用され、かつ入試問題もそれに合わせたものになるのであれば、彼らにとってこんな気の毒な話はありません。

 

したがって、文科省や県教育委員会や高校関係者はその辺りをはっきりさせるべきですし、学校側もどこまで改訂に対応するのか、我々は注視する必要があります。

 

改定の影響がはっきりしないのであれば、準備する側は最悪の状況を想定しなければならず、仮にそれが現実になるとすれば「中1だからまだそんなに勉強しなくていい」「塾に行くことや入試対策はクラブを引退してからでいい」と考えていた人は受験の時に泣くことになると思います。

 

そうしたことから、現1年生と来年の1年生は勉強する子としない子の学力格差が今まで以上に拡がる可能性があり、再来年の1年生からは確実にその差は拡大すると思われます。

 

また、現1年と来年の1年は人口が多いことも間違いなく入試に影響を及ぼします。

 

だから今年の1年生は気の毒な学年だと思えるのです。

 

最後までご覧頂きありがとうございました。