前回書き切れなかったことの続きです。

 

クラブの大会が一番盛り上がるのが今の時期ですが、ご承知のように気候的に適さない時期になりました。これは来年以降も起こりうる可能性が十分にあります。したがって大会をいつすべきかを早急に考える必要があります。

 

ただ、そもそもの議論として大会を夏休みに行うこと自体がおかしいとは思います。なぜならば、夏休みは暑くて勉強ができないから休みにしているのに勉強より過酷な運動をさせているからです(これは夏休みに運動部を通常練習させることも同じです)。クラブ活動ができるのならそもそも夏休みなどいらないということになります。

 

しかしそこを議論しても仕方がないので本来の話に戻すと、すごく簡単な答えが出せます。

 

1学期の期末テストはふつう6月末に行います。7月の第1週はテストを返却しないといけないので学校を開ける必要がありますが、2週目は開ける必要がありません。その週を休みにして大会を集中させればよいのです。生徒にとってもテストが終わって1週間空きがありますから調整ができますし、まだそこまで暑くはありません。そして3週目は普通に授業をし、4週目に三者懇談と終業式をすれば授業時間も減ることがありません。大会の週に終わらなければ3週目4週目の土日の午前中と夕方にすればだいたいの地区予選は終われるはずです。そして地区大会は8月のお盆明けにし、全国大会は8月末から9月の土日祝日でいいと思います。地区予選を勝ち上がった学校は一番暑い時期に練習漬けにさせることは変わらないでしょうが。

 

しかしこのスケジュールに何も問題はないと思います。問題があるという方は是非教えていただきたいです。ちなみに私は生徒の人命を第一に考えています。これでも犠牲になる子が減るだけで根本的な解決にはなりませんが。なお、運営上の都合で問題だという方は大人の知恵でクリアしてほしいです。

 

 

ただそんな小手先のことよりも、もっと確実に暑くない時期に、しかも余裕をもって大会をできる方法があります。それは「秋入学」にすることです。9月に入学し、7月に卒業や受験をするようにすれば、大会は冬休みにできます。今度は寒いですが夏の暑いよりはましです。気候的には春休みの方がいいのですが、受験のことを考えると冬休みの方がいいですし、そもそも春休みの必要性がないので、春休みを無くし、冬休みを1ヶ月くらいにすれば余裕をもった大会をすることができます。また受験が夏になると、大雪やインフルエンザで受験できないといった問題も起きません。夏のクラブもかわいそうだと思いますが、冬の受験も同じくらいかわいそうです。これが逆だとそれほど問題を感じません。

 

秋入学にするには全国一斉にしないといけないので一見難しそうですが、どこかの年で、小中高大の全ての学校で本来の1学期を前年からの続きで4学期にし(2学期制の場合は後期を延ばす)、この間はこれまでの学習の復習に充てればいいだけの話です。就職活動が…という声もありますが、企業や公務員が9月採用にすれば済む話です。これも色々な立場の人がいるのでどういった不都合があるのかわかりませんが、できない話ではないと思います。秋入学は数年前、東京大学でそれをにおわせる話があったような記憶があるのですが、最近は全く聞かなくなりました。国際基準で考えても秋入学の方がいいのは明らかなのに、全く話が進まなくなったのは世間の関心がそれほどではないからでしょうか。私も子供を炎天下で試合や練習をさせたくないという思いだけですし。

 

ただ(今回はやたら「ただ」が多いですが…)、「桜」にこだわって春入学の方がいいと考えているのなら、もうそれは改める時期なのかもしれません。私も昭和の生まれですから桜に対する思い入れは人並みにあります。しかし、「入学式=桜」のイメージは多くの人にありますが、入学式の日に日本国中桜で満たされることはなく一部の地域に限られて起きる現象です。沖縄は1月に咲きますし、北海道は5月に咲くところもあります。東北も入学シーズンに桜は咲きません。私も覚えていないのですが、今年の入学式の時(4/12)に桜は咲いていましたか。ちなみに奈良県の今年の満開日は3/29だったそうです。

また、四季の移ろいと子供の成長を重ねられるという点で春入学がふさわしいという意見もありますが、春や秋は昔よりかなり短くなっていますし、冬が終われば春が来るといった感性さえ育てば、それは入学時や新学期でなくてもいいような気はします。何よりクラブと受験があってはならない夏と冬にあることを直す方が子供のためだと思います。

 

 

前回の話と合わせて深夜に4時間ぶっ通しで書きました。本当に思います。誰かに読んで頂きたいです。反応がないと虚しいです。いや、反応はなくてもいいです。誰かに読まれていることを信じてこれからも書き続けていきます。